top of page
DSC04415.jpg

トラブル・メンテナンス編

2002年10月12日、チェアスキーのメンテナンス

2002年3月2日に発覚した一件で暫定的に修理・使用していた部分も含め、管理人宅に出入りしている仲間のチェアスキーについて、メンテナンスを実施することにした。


各モデルごとワイヤーのアウターケーブルの取り回しが違うので慎重に交換作業をしたが、簡単に分解できた物があれば難儀した物もあり、トータルで8台のメンテナンスに1日以上かかってしまった。


98年モデルのうち1台は、ショックアブソーバーユニットを社外品に交換するための作業も併せて実施したが、ショック全長の違いによる加工やチェアスキーが滑走するときに干渉する部分の加工などに2日間を要した。



94年モデル

リフトアップ時にワイヤーの屈曲が激しいためアウターケーブルが割れた。

インナーケーブルも腐食が進行している。

 

94年モデル用交換部品

アジャスター側は、電設部品の圧着端子用絶縁キャップで抜け止めと防水対策をした。

 

95年モデル

リフトアップ時にワイヤーの屈曲が激しいためアウターケーブルが割れた。

インナーケーブルはアウターケーブルの屈曲部分で傷ができ切れはじまっていた。

 

95年モデル用交換部品

アジャスター側は、電設部品の圧着端子用絶縁キャップで抜け止めと防水対策をした。

 

96年モデル

レンタルで多数の初心者が使用したためか無理にワイヤーを引き、タイコ(末端の円筒形の塊のある方)が取れかかって、これしか残っていなかった。

このまま使用したら1~2回のリフトアップで切れていたと思われる。

 

96年モデル用交換部品

インナーワイヤーは、レバー側のかしめ部品を電設部品の圧着端子で代用した。

上下のアジャスター側は、電設部品の圧着端子用絶縁キャップで抜け止めと防水対策をした。

 

97年モデル

リフトアップ側のロックピンを引くワイヤーが長年の使用で擦り切れ、ロックピンに抱き付き(焼付きの1歩手前)を起こし食い込んでいた。

これもこのまま使用したら、1週間位で切れていたと思われる。

 

97年モデル用交換部品

インナーワイヤーは、レバー側のかしめ部品を電設部品の圧着端子で代用した。

上下のアジャスター側は、電設部品の圧着端子用絶縁キャップで抜け止めと防水対策をした。

収縮チューブ使用の物より、ワイヤーへの注油がしやすくなった。

 

98年モデル

リフトアップ時にワイヤーの屈曲が激しいためアウターケーブルが割れた。

転倒により痛んだアウターケーブル端末のキャップ。

インナーケーブルは異常なしだが、痛んだ端末のキャップで傷付くことも予想される。

インナーケーブルはまだ2シーズンほど使用可能だ。

 

98年モデル用交換部品

リフトダウン側ワイヤーのアウターケーブルは、ストレスが少なくなるように出来るだけ短く作り直した。

色はメタリック調シルバーで仕上がりは少しマニアックな感じになった。

インナーケーブルのタイコ(末端の円筒形の塊のある方)がサイズ変更になり、部品の入手にかなり難儀した。

 

00年モデル

リフトアップ時にワイヤーの屈曲が激しいためアウターケーブルが割れた。

転倒により痛んだアウターケーブル端末のキャップ。

インナーケーブルは異常なしだが、痛んだ端末のキャップで傷付くことも予想される。

インナーケーブルは、まだ2シーズンほど使用可能だ。

 

00年モデル用交換部品

リフトダウン側ワイヤーのアウターケーブルは、ストレスが少なくなるように出来るだけ短く作り直した。

色はスケルトン調ブルーを選んだので仕上がりはとてもきれいになった。

上下のアジャスター側は、電設部品の圧着端子用絶縁キャップで抜け止めと防水対策をした。

bottom of page